編著者 | 大木英夫 著 |
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判型 | 四六判 |
ページ数 | 230 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 2006年09月 |
ISBN | 978-4-915832-66-6 C0022 |
定価 | 2,200円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
著者は,近代の成立をルネッサンスと宗教改革に求め,非宗教化と捉える俗説を排し,近代の起源を,「教会と国家の分離」「人間の個人化」「契約社会への移行」という構造変化に見出す.その構造変化の担い手としてのピューリタンたちの運動の思想史を描く.名著『ピューリタン』の改訂新著.
編著者プロフィール
大木英夫(おおき・ひでお)
東京神学大学教授・学長を経て、学校法人聖学院理事長。現在は聖学院大学大学院教授・大学院長、聖学院大学総合研究所長。日本ピューリタニズム学会会長。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
新版の序
初版のはしがき
再版のはしがき
序章 近代化とピューリタニズム
Ⅰ 世紀転換の思想――ピューリタン思想の本質
Ⅱ 思想の土着――ピューリタン運動の転機
Ⅲ 有機体社会から契約社会へ――ピューリタン社会の形成
Ⅳ 革命的人間――ピューリタン革命のにない手
Ⅴ 民主主義の源流――ピューリタン的人権意識と寛容の精神
Ⅵ 新しい社会の形成――ピューリタンの栄光と悲惨
終章 近代世界の世俗化
「千夜千冊」第六二〇夜「移住する会議者の宗教」 (松岡正剛)