編著者 | ジェームズ・L・アダムズ 著、 柴田史子 訳 |
---|---|
判型 | 四六判 |
ページ数 | 340 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 1997年09月 |
ISBN | 978-4-915832-17-8 C3012 |
定価 | 4,180円(10%税込) |
在庫 | あり |
インターネットでのご購入はこちら
内容紹介
アメリカの著名な神学者・社会倫理学者,ジェイムズ・ルーサー・アダムスの社会理論・社会倫理に関する主要論文集.本書が提起する問題は,「自由主義」と「自由主義的宗教」の再検討にとっても,現代の人間の自己理解にとっても,また人間と共同体,神と人間性,歴史と社会倫理の関係について展開されている学問的論争にとっても有効性を持つ問題である.
編著者プロフィール
柴田 史子(しばた・ふみこ)
東京生まれ。筑波大学博士課程修了,Harvard Divinity School卒業。現在聖学院大学人文学部助教授。アメリカ研究専攻。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
編者序文 (マックス・L・ストックハウス)
第一章 自由な信仰のための指針
第二章 人間の自由の根本概念――人間の性質に対する評価の変化
第三章 自由と結社(アソシエーション)
第四章 社会活動の神学的基礎
第五章 社会主義的ヒューマニズムと宗教――カール・マルクス
第六章 プロテスタント倫理と社会――マックス・ウェーバー
第七章 法と宗教的精神――ルドルフ・ゾーム
第八章 人間の相対性と宗教の正当性――エルンスト・トレルチ
第九章 神学と現代文化――パウル・ティリッヒ
訳者解説――恩寵の神学、微笑む預言者、ヴォランタリー・アソシエーション