編著者 | クエンティン・スキナー著、 梅津順一 訳 |
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判型 | 四六判 |
ページ数 | 183 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 2001年11月 |
ISBN | 978-4-915832-48-2 C1010 |
定価 | 2,640円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
今日支配的な自由理解である「自由とは,政治体制とは関わりない個人的自由である」とする自由主義的理解に対して,17 世紀のイギリス革命において隆盛を極めたネオ・ローマ的自由理解,つまり他者の権力や意思に従属しない自由という理解を掘り起こし,その現代的意義を論ずる.現代における自由の理解に一石を投じた注目の書.
編著者プロフィール
梅津順一 (うめつ・じゅんいち)
1947年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。放送大学教養学部助教授、青山学院女子短期大学教養学科教授を経て、現在、聖学院大学政治経済学部教授、経済学博士(東京大学)。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序文
第一章 自由国家のネオ・ローマ理論
第二章 自由国家と個人的自由
第三章 自由と歴史家
訳者解説