自由に生きる愛を生きる：若い人たちに贈る小説教集

内容紹介

混迷する現代の中でいかに生きるべきか見失っている人々に、聖書から｢自由に生きること｣｢愛を生きること｣のメッセージを解き明かし、語りかける｡とくに自信を喪失している若い人々に、賜物を与えられていることに気づき、賜物を感謝して他の人々と共に生きることの意味をやさしく語る｡

編著者プロフィール

倉松　功（くらまつ・いさお）
1928年高知県で生まれる。旧制高知高等学校（現高知大学）、旧制日本基督教神学専門学校（現東京神学大学）卒業。ハイデルベルク大学神学部留学。文学博士。日本キリスト教団東京信濃町教会伝道師、東北学院大学教授、同学長、東北学院学院長を歴任。現在、同大学名誉教授。日本ルター学会前理事長、日本基督教学会元理事長。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第I部 　人間と社会
　1　学ぶことの基礎――主を畏れることは知恵のはじめ（箴言一・七）
　2　二つの人間観　（創世記一・二七、二八）
　3　人生の目的を示すもの――天地の創造 一 　（創世記一・一―三）　　ほか

第II部　キリスト教学校と礼拝
　20　礼拝から始まる（詩編九五・一、四―七）
　21　真理を学ぶ礼拝（ヨハネによる福音書一四・六）
　22　教育の必要性 （エフェソの信徒への手紙六・一―四）　　ほか

第III部　聖書の教え
　40　聞くことに始まる――私たちにおけるクリスマス（ローマの信徒への手紙四・三）
　41　洗礼者ヨハネ（ヨハネによる福音書一・二九、三〇）
　42　聖なる者との出会い――ペトロの悔い改め（ルカによる福音書五・一―一一）　　 ほか

　58　心に留めること　（フィリピの信徒への手紙四・八）

本書で取り上げた聖書の箇所一覧
本書に登場した図書一覧