編著者 | 山田園子 著 |
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判型 | A5判 |
ページ数 | 364 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 1997年12月 |
ISBN | 978-4-915832-18-5 C3022 |
定価 | 6,380円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
イギリス革命期の急進的聖職者ジョン・グッドウィンは「しょく罪されたしょく罪」(1651 年)によって,カルヴァンの運命論的な二重予定説を批判した.その思想の中核にあった神の選びは万人におよび,その摂理は人間の自由意志と矛盾しないと説いた16 世紀オランダのアルミニウスの教説を詳説し,それがイギリス革命におよぼした影響を明らかにする.
(平成9年度文部省科研費交付図書)
編著者プロフィール
山田園子(やまだ・そのこ)
1954年名古屋に生まれる。1982年名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。1990年法学博士。島根大学法文学部教授を経て、現在、広島大学法学部教授。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序章 問題の所在
第一章 神の自由恩恵
第一節 第一原因としての神
第二節 神の絶対性
第三節 自由な作動者
第二章 人間の意志の自由
第一節 理性、霊と意志
第二節 聖徒の堅忍説批判
第三節 歴史と教説
第三章 キリストの普遍しょく罪
第一節 議論のすすめ方
第二節 しょく罪について
第三節 歴史的背景
第四節 『しょく罪されたしょく罪』まで
第五節 和解
第六節 普遍しょく罪と普遍救済
結び
ジョン・グッドウィンおよび関連文献目録