編著者 | 金井信一郎 著 |
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判型 | A5判 |
ページ数 | 308 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 1994年11月 |
ISBN | 978-4-915832-09-3 C1033 |
定価 | 5,127円(10%税込) |
在庫 | 品切れ |
内容紹介
日本の社会政策を原理的に検証し,キリスト教倫理に裏付けられた新しい社会策理論を打ち立てた著者の研究と活動をたどる.
編著者プロフィール
金井 信一郎(かない・しんいちろう)
1917年生まれ。東北大学法文学部経済学科卒業。ウィスコンシン大学大学院経済学研究科修了。M.A.取得。 明治学院大学第5代学長、名誉教授。聖学院大学初代学長、名誉学長。 社会政策学会代表幹事、東京都労働審議会会長、社団法人国際産業・労働研究センター研究所長などを歴任。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
Ⅰ 社会改革への道五十年
Ⅱ キリスト教と社会倫理
社会革新の倫理的基礎――R・ニーバーの社会倫理をめぐって
キリスト教と社会政策――J・C・ベネットの理解について
キリスト教と社会運動――明治期のキリスト教社会運動とその背景
Ⅲ 社会保障思想の源流
イギリス初期救貧法の展開――初期資本主義労働政策の視角より
団体交渉による社会保障――アメリカの団体協約による私的年金制度を中心として
Ⅳ 現代社会と労働者問題
労働問題入門
日本労働組合運動の前進と停滞
企業合理化と労使関係
労働者教育への道
民間産業における賃金決定――労働組合の賃金交渉を中心として
Ⅴ 資本主義社会における人間の問題
経済と人間――経済制度の矛盾と個人の回復
アジアにおける日本の「経済進出」
Ⅵ わが師わが友