シリーズ | 聖学院大学研究叢書8 |
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編著者 | 髙橋義文 著 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 438 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 2014年03月 |
ISBN | 978-4-907113-06-3 C3010 |
定価 | 8,800円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
バラク・オバマ米大統領がその影響を受けていることを明言したことによって関心を集めることとなったニーバー。その思想の特質の明確化を試みる。神学的リベラリズムと政治的リベラリズムとの明示的・暗示的な取り組みを背景に、ニーバー特有の歴史との関係における超越的神学的視点を明らかにする。
編著者プロフィール
髙橋 義文(たかはし・よしぶみ)
1943年、東京に生まれる。アンドリューズ大学大学院修士課程修了、東京神学大学大学院博士課程終了。神学博士(東京神学大学)。三育学院短期大学教授・学長、エモリー大学客員研究員を経て、現在、聖学院大学大学院教授、聖学院大学総合研究所所長。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序にかえて――ニーバーはリベラルか
第一部 ニーバーとリベラリズム
第一章 ニーバーと社会福音運動
第二章 ニーバーとマルクス主義
第三章 ニーバーと「民主的行動を目指すアメリカ人」(ADA)
第二部 ニーバーの視座
第四章 ニーバーとアイロニー
第五章 ニーバーとピューリタニズム
第六章 ニーバーの教会論
第三部 ニーバー批判をめぐる議論
第七章 ユルゲン・モルトマンのニーバー批判をめぐって
第八章 スタンリー・ハワーワスのニーバー批判をめぐって
補遺
補遺一 ソーシャルワークをめぐるニーバーの視点
補遺二 ニーバーの著作の翻訳について