シリーズ | 福祉の役わり・福祉のこころ6 |
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編著者 | 石川到覚、柏木 昭 著 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 97 ページ |
製本 | ブックレット |
発行日 | 2013年03月 |
ISBN | 978-4-907113-01-8 C0036 |
定価 | 770円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
石川到覚氏の「宗教と福祉」には、仏教における人間観、仏教福祉の援助にかかわる実践理念と仏教ソーシャルワークの再構築への試みが語られており、柏木昭氏の「特別講義 人間福祉スーパービジョン」は、40年以上にわたるグループスーパービジョンの継続・実践の経験に裏打ちされた内容。一見、異なる考察のように感じられるが、両者とも福祉における「いま、ここで」のかかわりについての考察である。共感から出発して寄り添い、協働していく福祉の姿勢が求められる。
編著者プロフィール
石川 到覚(いしかわ・どうがく)
大正大学大学院人間学研究科教授。浄土宗正應寺住職。 1974年横浜生まれ。1972年大正大学カウンセリング研究科修了後、国立精神衛生研究所(~1973年)、神奈川県立精神衛生センター(精神科ソーシャルワーカー)(~1978年)を経て、大正大学(1978年~現在)。日本仏教社会福祉学会会長、日本精神保健福祉学会会長、日本精神保健福祉士養成校協会会長等。
柏木 昭(かしわぎ・あきら)
聖学院大学総合研究所名誉教授・人間福祉スーパービジョンセンター顧問。 1927年生まれ。1954年ボストン大学スクールオブソーシャルワーク卒業、1955~1987年国立精神衛生研究所、1964年WHO研究員として英国留学。同年日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会初代理事長、淑徳大学、聖学院大学、聖学院大学大学院人間福祉学研究科教授等を経て、同大学総合研究所名誉教授。日本デイケア学会理事長(2005~08年)、社団法人日本精神保健福祉士協会名誉会長、NPO法人けやき精神保健福祉会理事長(東京都杉並区)。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
宗教と福祉――仏教福祉の立場から (石川 到覚)
はじめに
仏教における人間観・世界観の視座
病と障がいのある人と共にした視点
仏教福祉の援助にかかわる実践理念
仏教ソーシャルワークの構築に向けて
まとめにかえて
特別講義 人間福祉スーパービジョン
――グループスーパービジョンの経験を通して (柏木 昭)
第Ⅰ部
はじめに
スーパービジョンとは
ソーシャルワーカーのアイデンティティ
スーパービジョンの支持的機能
筆者のスーパーバイジー体験
グループスーパービジョンの実践にあたって
グループスーパービジョンの意義
第Ⅱ部
報告者よりの感想
報告についての参加者の感想
スーパーバイザーからのコメント
総括