シリーズ | 福祉の役わり・福祉のこころ3 |
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編著者 | 岩尾 貢、平山正実 著 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 83 ページ |
製本 | 並製 |
発行日 | 2010年11月 |
ISBN | 978-4-915832-89-5 C0036 |
定価 | 660円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
「福祉の役わり・福祉のこころ」第3集。日本認知症グループホーム協会副代表理事であり、指定介護老人福祉施設サンライフたきの里施設長である岩尾貢氏による「認知症高齢者のケア」、北千住旭クリニック精神科医であり、聖学院大学総合研究所・大学院教授の平山正実氏による「精神科医療におけるチームワーク」を収録。福祉の実践における人へのまなざしとはどのようなものであるべきか。人間の尊厳、一人一人の生きがいが尊重される実践となるよう、共に暮らす人として相互主体的にかかわることに、最も専門性が要求されることが語られる。
編著者プロフィール
岩尾 貢(いわお・みつぐ)
社会福祉法人鶴寿会専務理事、指定介護老人福祉施設サンライフたきの里施設長。 1947年生まれ。1969年同朋大学社会福祉学科卒業。1969~2001年精神科ソーシャルワーカー。1989~2001年老人保健施設兼務。2001年より指定介護老人福祉施設サンライフたきの里施設長。2007~09年龍谷大学社会学部地域福祉学科教授。2009年より金城大学短期大学部専攻科非常勤講師。社会福祉法人共友会「矢田野ファクトリー」「グループホームやたの」理事長。日本認知症グループホーム協会副代表。日本デイケア学会、日本認知症ケア学会評議員。石川県精神保健福祉協会理事。認知症ケア高度化推進委員会委員。認知症地域支援体制推進委員会委員。
平山 正実(ひらやま・まさみ)
聖学院大学総合研究所・大学院(人間福祉学研究科)教授。北千住旭クリニック精神科医。医学博士、精神保健指定医。 1938年生まれ。横浜市立大学医学部卒業。自治医科大学助教授(精神医学)、東洋英和女学院大学大学院教授(臨床死生学、精神医学)を経て現職。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
認知症高齢者のケア――「○○したい」という生きる上での尊厳と自己実現の重視 (岩尾 貢)
はじめに/認知症の人たちとの出会い/
認知症の二つの理解の仕方/認知症のケアの流れ/
認知症の人にとっての地域/ソーシャルワークに求められるもの
精神科医療におけるチームワーク――チームワークの土台を支えるもの (平山正実)
はじめに/地域医療を考える/クリニックの活動/
精神科医療とチームケア/地域精神保健におけるチームワークの問題
チームワークを形成するための知恵/おわりに