自由と家族の法的基礎

編著者ジョン・ウィッテ 著、
大木英夫・髙橋義文 監訳
判型四六判
ページ数273 ページ
製本上製
発行日2008年03月
ISBN978-4-915832-75-8 C3032
定価3,520円(10%税込)
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内容紹介

現代の社会で大きな課題に直面している結婚,デモクラシー,また教会と国家の分離などに,憲法学,法律学の立場から考察を加え,現代の諸問題に新しい視角から新しい局面を浮かび上がらせる.著者はエモリー大学法学部教授であり,同大学の「宗教と法」研究所長として数多くの研究活動を進めており,また著書を発表している気鋭の法学者である.

編著者プロフィール

ジョン・ウィッテ(John Witte Jr.)
エモリー大学法学部教授。同大学の「宗教と法」研究所長。

藤原淳賀(ふじわら・あつよし)
聖学院大学総合研究所准教授

松谷好明(まつたに・よしあき)
聖学院大学総合研究所特任教授

髙橋義文(たかはし・よしぶみ)
聖学院大学大学院・総合研究所教授

高橋一也(たかはし・かずや)
聖学院大学総合研究所特任研究員

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

著者序文

デモクラシー
 1 キリスト教とデモクラシー――過去における貢献と将来の課題 (藤原淳賀訳)

教会と国家の分離
 2 山の上にある町をいかに統治するか――アメリカの憲法、自由、教会と国家の関係に対するピューリタンの貢献 (松谷好明訳)
 3 アメリカにおける「教会と国家の分離」――トマス・ジェファーソンとジョン・アダムズの見解の歴史と現在 (髙橋義文訳)
 4 「教会と国家の分離」の歴史――その虚実 (髙橋義文訳)

結婚
 5 サクラメントから契約(コントラクト)へ――西洋の伝統における結婚、宗教、法 (高橋一也・髙橋義文訳)
 6 契約(コントラクト)から契約(コヴェナント)へ――法と神学における契約(コントラクト)および契約(コヴェナント) としての結婚 (藤原淳賀訳)