編著者 | 津村春英 著 |
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判型 | A5判 |
ページ数 | 244 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 2006年12月 |
ISBN | 978-4-915832-69-7 C3016 |
定価 | 4,400円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
新約聖書「ヨハネの手紙一」は小さな書簡であるが,キリスト教信仰の根幹に関わる思想を表明しているものとして長く重要な文書とされてきた.著者はこの書簡が書かれた背景,表現の特徴などから,論敵の主張に対するヨハネの反論などを詳細に論じ,読者であるヨハネ共同体がその時代において重要な使信として受けとめたかを明らかにする.
編著者プロフィール
津村 春英 (つむら・はるひで)
大阪キリスト教短期大学神学科教授、日本フリーメソジスト教団大阪日本橋キリスト教会牧師、関西新約聖書学会会長、日本福音主義神学会西部部会理事、大阪盲女子集会チャプレン
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序論
本論
第1章 プロローグ・手紙一1:1‐4
第2章 ヨハネの手紙一1:5‐2:11
第3章 ヨハネの手紙一2:12‐27
第4章 ヨハネの手紙一2:28‐4:6
第5章 ヨハネの手紙一4:7‐5:12
第6章 エピローグ・ヨハネの手紙一5:13‐21
結論
第1節 構成――循環と筋
第2節 思想的特徴
第3節 手紙一とヨハネ福音書の関係及び史的再構成