編著者 | 組織神学研究所 編 |
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判型 | A5判 |
ページ数 | 280 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 2000年06月 |
ISBN | 978-4-915832-33-8 C3016 |
定価 | 4,180円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
ティリッヒの大著『組織神学』の1年間にわたる共同研究の総まとめとして8名の研究者が書き下ろした論文をまとめたもの。またティリッヒの高弟,L . ギルキー博士の論文をも収録.
編著者プロフィール
ラングドン・ギルキー (Langdon Gilkey)
ハーバード大学(B.D.)、ユニオン神学校=コロンビア大学(Ph.D.)。ヴァンダビルド大学教授、シカゴ大学教授、ジョージタウン大学客員教授などを歴任。
古屋安雄 (ふるや・やすお)
日本基督教専門学校(現東京神学大学)卒業。サンフランシスコ、プリンストン、チュービンゲンに留学。Th. D.(プリンストン神学大学)。国際基督教大学教授、同大学宗務部長、大学教会牧師を歴任。聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科長。
清水 正(しみず・ただし)
東京神学大学大学院博士課程学修退学。青山学院高等部教諭。
朴 憲郁(パク・ホンウク)
東京神学大学大学院修士課程修了。(ソウル)大韓イエス教長老会神学大学院修士課程修了。チュービンゲン大学神学部博士課程修了(神学博士)。東京神学大学助教授。在日大韓基督教会牧師。
大木英夫 (おおき・ひでお)
東京神学大学大学院卒。ニューヨーク・ユニオン神学校ドクターコース卒(Ph.D.)。組織神学・社会倫理学専攻。東京神学大学名誉教授。聖学院大学・大学院教授、同総合研究所所長。
茂 洋(しげる・ひろし)
オベリン大学大学院卒。神学博士、Doctor of Ministry。組織神学専攻。日本基督教団仁川教会牧師、神戸女学院大学名誉教授。
芦名定道(あしな・さだみち)
京都大学大学院文学研究科博士課程学修退学。京都大学大学院助教授。文学博士(京都大学)。
深井智朗(ふかい・ともあき)
アウグスブルグ大学第一哲学部博士課程修了。哲学博士(アウグスブルグ大学)。聖学院大学総合研究所専任講師。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
Ⅰ 神学史におけるティリッヒ
1 パウル・ティリッヒと新正統主義 (ラングドン・ギルキー/西谷幸介訳)
2 ニーバーおよびティリッヒ以後のアメリカの神学 (ラングドン・ギルキー/西谷幸介訳)
3ティリッヒとその弁証的神学 (古屋安雄)
Ⅱ 新しい存在
4 新しい存在とキリスト論 (ラングドン・ギルキー/相澤 一 訳)
5 ティリッヒの受肉論と新存在 (清水 正)
Ⅲ ティリッヒ神学の根本問題と諸問題
6 「新しい時間」と「新しい存在」 (大木英夫)
7 ティリッヒの「存在それ自体」理解 (茂 洋)
8 ティリッヒの根本的問いと思想の発達史 (芦名定道)
9 ティリッヒにおける伝道論 (朴 憲郁)
10 ティリッヒは実存主義的な神学者なのか? (深井智朗)