編著者 | W・パネンベルク著、 大木英夫、近藤勝彦 監訳 |
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判型 | 四六判 |
ページ数 | 265 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 2009年04月 |
ISBN | 978-4-915832-86-4 C3016 |
定価 | 3,960円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
ヴォルフハルト・パネンベルクの倫理学と教会論からなる論文集Ethik und Ekklesiologie. Gesammelte Aufsätze, Göttingen 1977の後半Ⅱ.Beiträge zur Ekklesiologie の訳である。前半部は1992年、同じく聖学院大学出版会から刊行された『キリスト教社会倫理』である。パネンベルク神学の観点から「教会の意味」について、その「使徒性や普公性」、また今日緊急な問題になっている「聖餐の理解」について、教えるところが多い。本書はまたパネンベルクの「エキュメニズム」論を提示している点でも重大である。
編著者プロフィール
W・パネンベルク(Wolfhart Pannenberg)
1928年シュテッティン生まれ。ドイツのプロテスタント神学者。1968~1994年ミュンヘン大学教授(組織神学)。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序
教会なしのキリスト教
信仰の現実およびエキュメニカルな目標としての教会の一致
分裂した教会と共通の過去
教会の使徒性と普公性の理解にとっての終末論の意義
諸信仰告白とキリスト者の一致
宗教改革と教会の一致
エキュメニカルな職務理解――一九七三年春の大学エキュメニカル研究所のメモランダムの意図について
主の晩餐――一致のサクラメント
福音主義の視点から見た聖餐論の問題点――聖餐についてのエキュメニカルな対話への寄与
教会の一致と人類の一致