編著者 | 康仁徳、小田川興 編著、 聖学院大学総合研究所 編 |
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判型 | A5判 |
ページ数 | 199 ページ |
製本 | 並製 |
発行日 | 2004年02月 |
ISBN | 978-4-915832-57-4 C0031 |
定価 | 3,080円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
北朝鮮問題は,東アジアに大きな緊張と危機をもたらしている.六カ国協議のゆくえは,また拉致問題は.本書は元大韓民国統一部長官の康仁徳氏と元朝日新聞編集委員の小田川興氏を編者に,伊豆見元・李鍾元・和田春樹など,朝鮮半島問題の専門家各氏による論考を通してこの課題に取り組み,平和的解決の道筋を検討するものである.
編著者プロフィール
康 仁徳(カン・インドク)
1932年生まれ。韓国外国語大学院卒。政治学博士。韓国中央情報部、北韓局長、南北調節委委員、極東問題研究所所長などを歴任。聖学院大学総合研究所客員教授。
小田川 興(おだがわ・こう)
1942年生まれ。早稲田大学文学部卒。朝日新聞ソウル支局長、朝日新聞社編集委員を経て、聖学院大学総合研究所客員教授。聖学院大学総合研究所日韓現代史研究センター。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
シンポジウム 東アジアの平和と民主主義――日韓関係を軸に
第一部 基調講演 東アジアの平和と民主主義 (池 明観)
第二部 パネル・ディスカッション
報告 韓国からみた北朝鮮問題の現在 (康 仁徳)
報告 日朝交渉の行方を中心に (清田治史)
質疑応答
専門家座談会 北朝鮮問題をどう解くか
(李 鐘元・伊豆見 元・康 仁徳・朱 建栄・和田春樹・小田川 興)
論考 日本の進路、韓国の立場
日本国憲法所見――最近の内外情勢との関連で (大木英夫)
北朝鮮問題と日本外交 (小此木政夫)
北朝鮮外交の模索 (遠藤哲也)
朝鮮半島の平和体制をどう構築するか――現況と対案の模索 (曺 敏)
資料集