キリスト教学校の再建:教育の神学 第二集

編著者学校伝道研究会 編
判型四六判
ページ数286 ページ
製本上製
発行日1997年04月
ISBN978-4-915832-16-1 C3037
定価3,740円(10%税込)
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内容紹介

現代日本における多くの教育的課題の中で,キリスト教学校の教育的意義を神学,歴史学,教育学,思想史など,さまざまな領域の研究者が論ずる.

編著者プロフィール

大木 英夫(おおき・ひでお)
学校法人聖学院理事長・院長、東京神学大学名誉教授、日本基督教団滝野川教会牧師、学校伝道研究会顧問

倉松 功(くらまつ・いさお)
東北学院大学学長、学校伝道研究会顧問

小島 一郎(こじま・いちろう)
前フェリス女学院大学教授、日本基督教団港南希望教会牧師

小倉 義明(おぐら・よしあき)
女子聖学院中学高等学校校長

松川 成夫(まつかわ・しげお)
聖学院大学人文学部長、東京女子大学名誉教授

茂泉 昭男(しげいずみ・てるお)
東北学院大学大学院教授

金子 晴勇(かねこ・はるお)
聖学院大学教授

伊藤 久男(いとう・ひさお)
前青山学院大学宗教主任・教授

古屋 安雄(ふるや・やすお)
国際基督教大学名誉教授・名誉牧師、学校伝道研究会顧問

近藤 勝彦(こんどう・かつひこ)
東京神学大学教授、聖学院大学宗教センター所長

酒井 文夫(さかい・ふみお)
前聖学院大学教授

鈴木 健一(すずき・けんいち)
女子聖学院中学高等学校教頭、聖学院大学総合研究所科学と教育センター副所長

斎藤 正彦(さいとう・まさひこ)
女子学院院長、学校伝道研究会顧問

斎藤 和明(さいとう・かずあき)
国際基督教大学教授

小林 宏(こばやし・ひろし)
横浜共立学園学園長・中学高等学校校長

森本 あんり(もりもと・あんり)
国際基督教大学宗務部長・助教授、国際基督教大学教会牧師

髙橋 義文(たかはし・よしぶみ)
三育学院短期大学宗教部長・教授

濱田 辰雄(はまだ・たつお)
聖学院大学宗教センター幹事、日本基督教団緑聖教会牧師

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに――「教育の神学」の視点に立って (高橋義文)

第一章 キリスト教学校の形成
 1 キリスト教学校の現代的意義――第三ミレニアムとキリスト教学校 (大木英夫)
 2 キリスト教大学――その形成への課題 (倉松 功)
 3 キリスト教大学の神学的基礎づけ試論 (小島一郎)
 4 キリスト教使信の持つ教育的含蓄 (小倉義明)

第二章 キリスト教教育の理論
 1 「キリスト教に基づく教育」を考える (松川成夫)
 2 キリスト教古典に聴く教育の原理――アウグスティヌスとトマスを手がかりとして (茂泉昭男)
 3 人間学から見た霊性教育 (金子晴勇)
 4 ジョン・ウェスレーの教育思想 (伊藤久男)

第三章 現代における教育の課題
 1 魅力あるキリスト教授業であるために (古屋安雄)
 2 競争主義社会における教育の問題 (近藤勝彦)
 3 近代日本の歩みとキリスト教教育の課題 (酒井文夫)
 4 [’96ノート]「死」のめぐりの若者たち (鈴木健一)

第四章 キャンパス・ミニストリーの方向
 1 キリスト教学校教育におけるキャンパス・ミニストリーの役割と位置付け (斎藤正彦)
 2 燃えつづける情熱の火――学校伝道研究会のために (斎藤和明)
 3 今日における学校伝道――教育の宣教的役割 (小林 宏)
 4 「キリスト教概論」の宣教的課題 (森本あんり)

あとがき (濱田辰雄)