編著者 | 大木英夫 著 |
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判型 | 四六判 |
ページ数 | 300 ページ |
製本 | 上製 |
発行日 | 1998年11月 |
ISBN | 978-4-915832-24-6 C0037 |
定価 | 2,640円(10%税込) |
在庫 | あり |
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内容紹介
「和魂洋才」は,明治政府が富国強兵をめざしてとったスローガンだが,いまのグローバリゼーションの時代に,著者は戦後50 年を経た危機的閉塞状況から脱皮するには,「和魂洋才」に代えて「宇(宙)魂和才」でなければならぬとし,これに基づき21世紀の教育のあるべき理念を論ずる.
編著者プロフィール
大木 英夫(おおき・ひでお)
1928年生まれ。1956年東京神学大学大学院卒業。1960年ユニオン神学大学(ニューヨーク)ドクターコース卒業(Ph.D.)。組織神学・社会倫理学専攻。 東京神学大学学長、東京神学大学教授を経て、現在、聖学院大学大学院教授。学校法人聖学院理事長。オグルソープ大学法学博士(LL.D.)。東京神学大学名誉教授、名誉神学博士。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
Ⅰ
大学の理念と学問の再統合――医の倫理との関連において
霊的次元の回復
「和魂洋才」でなく「宇魂和才」でなければならぬ――新しい日本の文化形成の指導理念
「和魂洋才」の二十世紀末残照――梅原猛氏の「思想」を論駁する
Ⅱ
「自由の伝統」の継承
「教育の神学」の必要について
キリスト教大学の意義と理想――永遠の相のもとにICUと日本を見る
日本におけるキリスト教教育の課題
キリスト教学校の現代的意味――第三ミレニアムとキリスト教学校
Ⅲ
近代社会と幼児の人権
ロックの教育論に学ぶ