編著者 | 濱田 辰雄 著 |
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判型 | A5判 |
ページ数 | 210 ページ |
製本 | |
発行日 | 1995年01月 |
ISBN | 978-4-915832-10-9 |
定価 | 3,524円(10%税込) |
在庫 | 品切れ |
内容紹介
折口信夫はユニークな神道学者であった。日本の伝統的宗教である神道を、太平洋戦争敗戦後、キリスト教をモデルとして大胆な構造改革を試みたのである。本書はこの折口信夫の「戦後神道論」を軸に、日本とキリスト教の関りを論じる。
第一部 折口信夫の思想構造とその性格 国学者としての折口信夫/折口信夫の神観――まれびと論/第二部 折口信夫の戦後神道論とキリスト教 ほか。(平成6年度文科省科研費交付図書)
編著者プロフィール
濱田辰雄 (はまだ・たつお)
國學院大學文学部日本史学科卒業。日本聖書神学校卒業。東京神学大学大学院修士課程修了。緑聖協会(日本基督教団)牧師。聖学院大学・女子聖学院短期大学非常勤講師、國學院大學兼任講師。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第一部 折口信夫の思想構造とその性格
第一章 国学者としての折口信夫
第二章 折口信夫の神観――まれびと論
第三章 異郷・他界論――「常世」思想
第四章 折口信夫と「あたゐずむ」論
第二部 折口信夫の戦後神道論とキリスト教
第一章 折口信夫とキリスト教との関わり
第二章 折口信夫の戦後神道論
第三章 戦後神道論の評価
第四章 日本人の精神的課題とキリスト教――折口に応えて