編著者 | 聖学院キリスト教センター編 |
---|---|
判型 | A5判 |
ページ数 | 288 ページ |
製本 | 並製 |
発行日 | 2022年04月 |
ISBN | 978-4-909891-11-2 |
定価 | 2,640円(10%税込) |
在庫 | あり |
インターネットでのご購入はこちら
内容紹介
本書は、永遠の言(ことば)であるイエス・キリストを、特に若い人たちに知ってもらいたいとの思いで書かれたものです。現代は、あらためて触れるまでもなく、世界全体がますます緊密化し、多種多様な情報があふれ、価値観が多様化し、多くの豊かさを経験する一方で、国家や民族や個人において深刻な問題や対立に直面しています。そうしたなか、あらためて問われ、また求められているのが、人間としての真実の生き方、そして、救いではないでしょうか。
本書の執筆者はすべて、授業などを通して直接若い人たちに接するなかで執筆しています。そこには、混迷を深める現代に生きる若い人たちに、時代を超えて一人ひとりを生かす永遠の言に出会い、その出会いを通して、より真実な生き方へと招かれてほしいとの思いがあります。そういう思いで書かれたのが、本書です。
編著者プロフィール
【執筆者】
阿久戸光晴 (あくど・みつはる)
1951年生まれ。一橋大学社会学部、法学部卒。東京神学大学神学部卒、同大学院修士課程修了(神学修士)。聖学院理事長、聖学院院長、聖学院大学学長、聖学院大学総合研究所所長、聖学院大学出版会会長を歴任。公益財団法人荒川区芸術文化振興財団理事長、日本基督教団滝野川教会主任教師を経て、現在、福岡女学院大学学長、学校法人聖学院名誉院長、聖学院大学名誉教授。
阿部 洋治 (あべ・ようじ)
1946年生まれ。東京神学大学大学院修士課程修了(神学修士)。Western Theological Seminary修了(Th.M)。日本基督教団巣鴨教会伝道師、日本基督教団大阪教会副牧師、長居伝道所牧師、女子聖学院短期大学宗教主任、聖学院大学チャプレンを歴任。元女子聖学院中学・高等学校校長。聖学院大学名誉教授。現在、日本基督教団北本教会牧師。
片柳 榮一 (かたやなぎ・えいいち)
1944年生まれ。京都大学名誉教授。聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科教授。文学博士(京都大学)。
菊地 順 (きくち・じゅん)
1955年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程後期中退、東京神学大学大学院修士課程修了(神学修士)、米国エモリー大学大学院(Th.M.)修了。博士(学術、聖学院大学)。聖学院大学専任講師、助教授を経て、現在、聖学院大学政治経済学部教授、聖学院キリスト教センター所長、聖学院大学大学チャプレン、政治経済学部チャプレン。
近藤 勝彦 (こんどう・かつひこ)
1943年生まれ。東京大学文学部卒、東京神学大学大学院修士課程修了。神学博士(テュービンゲン大学)。名誉神学博士(東京神学大学)。東京神学大学教授、学長を経て、現在名誉教授。日本基督教団銀座教会協力牧師。
左近 豊 (さこん・とむ)
1968年生まれ。東京神学大学大学院修士課程修了(神学修士)。横浜指路教会副牧師を経て留学。米国コロンビア神学大学院修士課程修了(Th.M.)。プリンストン神学大学院博士課程修了(Ph.D.)。青山学院大学、国際基督教大学で非常勤講師、聖学院大学人間福祉学部チャプレン、同大学・大学院准教授を経て、現在、美竹教会牧師、青山学院大学国際政治経済学部宗教主任、同学部教授。東京神学大学・大学院非常勤講師。専攻は旧約聖書学。
佐野 正子 (さの・まさこ)
国際基督教大学教養学部卒業、同大学院比較文化研究科博士前期課程修了、東京神学大学大学院修士課程修了。オックスフォード大学に留学。聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科博士後期課程修了。博士(アメリカ・ヨーロッパ文化学、聖学院大学)。聖学院大学人間福祉学部チャプレン、同教授を経て、現在、東京女子大学現代教養学部教授(キリスト教学)、大学宗教委員長、キリスト教センター長。
濱田 辰雄 (はまだ・たつお)
1947年生まれ。國學院大学文学部日本史学科卒、東京神学大学大学院修士課程修了。1976年日本基督教団緑聖教会牧師に就任。その後女子聖学院短期大学・聖学院大学非常勤講師、聖学院みどり幼稚園園長、聖学院小学校・同幼稚園チャプレン、聖学院キリスト教センター副所長を歴任。2016年3月に隠退。
古屋 安雄 (ふるや・やすお)
1926年生まれ。自由学園男子部卒。日本神学専門学校(現東京神学大学)卒。サンフランシスコ、プリンストン神学大学、チュービンゲン大学に留学。プリンストンより神学博士(Th.D.)。組織神学・宗教学専攻。国際基督教大学教会牧師、同大学宗教部長、教授となり、その間にプリンストン神学大学、アテネオ・デ・マニラ大学の客員教授。東京神学大学、東京大学、自由学園最高学部の講師。東京女子大学宗教顧問。元聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科教授、アジア・キリスト教育基金(ACEF)、賀川豊彦学会会長。国際基督教大学名誉教授。
【協力者】
柳田 洋夫 (やなぎだ・ひろお)
1967年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学)修士課程修了。同博士課程中退。東京神学大学大学院修士課程修了。聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。聖学院大学人文学部チャプレン、同准教授を経て、現在、聖学院大学人文学部教授・チャプレン。
上記内容は2018年4月1日のものです。
目次
Ⅰ 序――出会い
Ⅱ キリスト教とは何か
Ⅲ 神とその民――キリストに至る道(旧約聖書)
Ⅳ イエス・キリストの福音
Ⅴ 神の民としての教会
Ⅵ 教会の歴史と現代
Ⅶ 希望と喜びに生きる
年表
地図