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福祉・心理
ソーシャルワーク・スーパービジョンの可能性
21世紀の国際政治において最も論争的な概念の一つといえる「保護する責任」。紆余曲折を経て、国際的に定着してきたものの、いまだその全体像や現在地は不明瞭なままである。本書が描き出すのは、単なる強制的な軍事介入や「人道的介入」といった側面にとどまらない「保護する責任」の射程、また、世界各地の地域的な文脈を背景とした多様な展開である。2017年に出版された『資料で読み解く「保護する責任」』の姉妹本となっている。福祉・心理精神保健福祉士の専門性構築の経過とスーパービジョン
21世紀の国際政治において最も論争的な概念の一つといえる「保護する責任」。紆余曲折を経て、国際的に定着してきたものの、いまだその全体像や現在地は不明瞭なままである。本書が描き出すのは、単なる強制的な軍事介入や「人道的介入」といった側面にとどまらない「保護する責任」の射程、また、世界各地の地域的な文脈を背景とした多様な展開である。2017年に出版された『資料で読み解く「保護する責任」』の姉妹本となっている。福祉・心理作田明の生涯:犯罪精神医学者の歩んだ誇り高き里程
犯罪精神医学者・作田明の一〇回忌を記念して書かれた伝記。他者への思いやりの深さ、キリスト者としての使命感に焦点をあてる。福祉・心理ヘンリ・ナウエンに学ぶ : 共苦と希望
ヘンリ・ナウエンは現代人の孤立・孤独・霊的渇きをどう理解し、それに応えるためにどのようにアプローチしたか。彼の私たちへのコミュニケーションのスタイルは何か。どうしてそれが私たちの魂を奪い、感動を与えるのか。素晴らしい著作群の背後にある創作の秘密をさぐる。ナウエンの霊性や思想の理解、相手と影響し合うコミュニケーション方法の理解に役立つ一冊となっている。福祉・心理スピリチュアルケア研究:基礎の構築から実践へ
聖学院大学総合研究所スピリチュアルケア研究室は臨床現場から浮かび上がるテーマを学問にする努力を積み重ねてきた。この論文集は、日常のケア現場で直面する課題に解答を見つけ出そうとした試みである。福祉・心理ソーシャルワーカーを支える人間福祉スーパービジョン
高齢化とそれに伴う医療需要の増加により,保健・医療・福祉の連携が要請され,地域包括支援センター,病院の地域医療連携室,さらに退院支援,在宅医療,在宅介護などを例にとっても,ソーシャルワーカーへの期待は高まっている。本書は「スーパービジョン」および「スーパーバイザーの養成」の重要性を明らかにし,ソーシャルワーカーを支援しようとするものである。福祉・心理被災者と支援者のための心のケア
この冊子は、被災者と支援者の心のケアに役立つことをめざして書かれています。臨床心理士、精神科医、牧会カウンセラー、スピリチュアルケアの専門家が書き、まとめました。それぞれの著者が、あまりに悲惨な現状に語りかける言葉を見いだしえない、また言葉にならないもどかしさを感じながら書きました。著者たちがもがき苦しみの中から書いたことばが被災した方々、支援する方々の心のどこかに伝わることを願っています。 村上純子 (聖学院大学非常勤講師、臨床心理士) 1章、1章コラム、2章 平山正実 (聖学院大学大学院教授、精神科医) はじめに、3章、4章 窪寺俊之 (聖学院大学大学院教授、元淀川キリスト教病院チャプレン) 5章 堀 肇 (聖学院大学総合研究所カウンセリング研究センターカウンセラー、鶴瀬恵みキリスト教会牧師) 6章、7章 藤掛 明 (聖学院大学大学院准教授、臨床心理士) 8章、9章福祉・心理ソーシャルワークを支える宗教の視点 : その意義と課題
本書が書かれた1930年代のアメリカは、経済不況による凄まじい格差社会が到来していた。しかし社会の公正を実現するための「社会福祉事業」はあまりに理想主義的で、個人主義的で、感傷主義的で、機能していないという問題状況があった。著者は、「社会の経済的再編成」「社会組織再編」「社会の政治的な再編成」という壮大な社会構想のもとで、本来あるべき社会福祉の姿を提示する。福祉・心理人生の危機における人間像 : 危機からの創造をめざして
人生の途上で人はさまざまな精神的危機に遭遇する.配偶者,子どもなど愛する人々との離別あるいは死別,財産や名誉,地位,役割などの喪失,病気や障害,あるいは死への直面である.人はどのようにその危機を受け止め,生き方を創造できるのか.モリス・シュワルツ,キューブラー・ロス,宮沢賢治,ポール・トゥルニエなどのライフヒストリーをたどる.